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苦手な家事 1

「『自』分の身のまわりの『事』」をする「自事」から「家事」に移って10年。自事も家事も同じ年月をしてきた計算になる。「自事」の時には気付かなかった家事の苦手を発見した。

体質的にシンドイのが自治会の寄り合い。

回覧板の処理やゴミ当番、町内運動会もそれほど苦にはならない。だけど寄り合いは大苦手だ。なぜなら、役員はどこも喫煙率が高い。タバコを吸わない僕にとって、締め切ったタバコの煙だらけの喫茶店や部屋に30分もいると、頭痛がしてくる。ひどい時は、吐き気も出てくる。だから、寄り合いへの参加を敬遠しがち。

実は、会社員時代も、タバコの煙の中で行われる会議が嫌いでサボったことが数回ある。当時は、嫌煙権など保障されてなかったから、非喫煙者はガマンするだけだった。意見を求められても、すでに頭は酸欠で空っぽ。「はぁ?」と返事することも多々。さすがに、今、会議室が煙でモクモクという企業は、とっても少ないと思う。すくなくとも大手企業でこの状況というのは珍しいと思う。だけど、地域社会での会議は、相変わらず煙りモクモクが多いような気がする。少なくとも、僕が関わった地域ではそうだった。だから、自治会の寄り合いは苦手。

自治会活動の「役員は男性ばっかり、実働は女性ばっかり」という分担は、このタバコの煙に原因があるのかもしれない。

大がかりな模様替えが苦手。

これは僕の能力キャパが原因。僕は、大きな事になればなるほど、計画的に物事をすすめようとする。シミュレーションしてからでないと動けない。これは体力的な必然の問題だ。持久力、瞬発力共に劣る僕は、無駄なく一発で作業してしまわないと、途中で力尽きてしまうからだ。

例えば、引っ越しは、まず引っ越し先の間取りや寸法をキッチリ測ったうえで、「ここにこのラック。こっちに冷蔵庫」とあらかじめ決めてから動きにかかる。自事のうちは、これで十分だった。住居は常にワンルーム。家財道具はごくわずか。シミュレーションといってもたかが知れている。

ところが、結婚して自事が家事に変わると、途端にものすごい量の衣類や書籍に囲まれるようになった。さらに今の家に引っ越してからは、管理する部屋の数も増えてしまった(といっても4部屋だけど)。しかも、模様替えなどは僕の都合だけで行われるわけではなくなった。たいてい、ある日突然、「今日やらないと、他にやる日がない」という具合に動き始める。シミュレーションもへったくれもない。動き始めてから考えるのが和子さんだ。最初は、この生態にかなり戸惑った。原稿の締め切りも、講演の準備も、常に期限間近(期限後に?)爆発的に処理するのに慣れている和子さんは、動き始めた時のエネルギー爆発が僕の比ではない。持久力も瞬発力も、和子さんの方が圧倒的だ。僕の場合、「まずネゴシエーションして…」だからどうにも太刀打ちできない。

この対極の行動様式の二人だからこそ、なんとか今日まで折り合いが付いてきたんだと思う。模様替えに関しては、改革の和子さんとメンテナンスの僕という役割分担になってしまっている。良く言えば「長所を活かしている」と言えるが、悪く言うと「縦割り組織」。

子ども服の衣替え

先の模様替え同様、僕の瞬間処理能力はあまり高くない。調理中の並行処理は可能でも、それはキッチンという限られた場所での事。狭い範囲で少ないものでの暮らしに慣れている僕には、大がかりな家事処理事態が苦手。その流れで、加奈子が生まれてから、衣替えの処理はいつも和子さん任せになっている。

加奈子の服は今もクローゼットに大量にある。高齢出産だと、周囲からのお下がりが大量に回ってくる。ありがたく大事に扱える衣類もあるが、処理能力の限界を超えると、急にぞんざいに扱われる衣類達。それでも、出所がハッキリしている衣類は大事に扱われるが、どこの誰が着ていたかわからない衣類や、庶民ブランドの衣類はどこかに消えていく。

加奈子が生まれて数カ月後だったか。巨大ポリ袋に入った大量のお下がりが届いたことがあった。それまでに、すでに収納スペースがイッパイになっていたところに届き、部屋に積み上げられたままになっていた。ほとんど見た感じはゴミ袋で、子育てストレスとも相まって和子さんのイライラも伝わってくる。「え~い、全部捨ててしまえ!」「中を見ると峻別したくなるから、開けるなぁ!」と翌日のゴミの日に出したこともあった。

服を扱うのは、もともと苦手でもなく、むしろ得意な方。そりゃ僕の衣類など、数が知れている。得意不得意以前に、少なければ誰でも処理できる。目が行き届く。しかも、自分のモノだ。ところが、他人の衣類を管理することだけでも難しいのに、日々サイズが変わっていく子ども服の管理なんて、ハードル高すぎ。季節の変化と共に、サイズの変化がやってくる。このうえに「この服嫌い」という好みまで入ると、もうお手上げ。「勝手に好きなの着とき」となる。今、加奈子の日常服の入れ物は、詰め込みすぎのでパンパン。詰め込んだモノはシワシワ。「自分の事は自分で」と今から「自事」訓練中。
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苦手な家事 2

菓子づくり

これは「やらず嫌い」だった。長い間、面倒くさくてやらなかった。一人暮らし中に、時間使って自分のお菓子を作るという発想がなかった。常に目分量で調理する僕にとって、化学反応で作る食べ物など、ハードル高すぎ。「あんなもん、買えばエエやん」と思っていた。

和子さんは、「昔取った杵柄」で、ちょっとお菓子が作れる。加奈子が生まれて、保育園に通うになり、今の家に移り、ガスオーブンが手軽に使えるようになると、クッキーを焼いたりするようになった。それでも、僕は、横で眺めて少し手を出す程度だった。

ところが、とあるパーティーで渡部和泉さんに出会い、その人の『チョコレートのお菓子』を手に入れると、作ってみる気に。ある日、シフォンケーキを焼いてみたら、これが意外と美味しくできた。それから、ガトーショコラやブラウニーなどをたまに焼くようになった。

自分で菓子を作り始めると気付いた事があった。それは砂糖の量。「こんなに使っていたのか!」と言うくらいドババッと砂糖を入れる。普通に売られているケーキなんて、きっとあれ以上に大量の砂糖が使われてるはず。恐ろしくなった。

揚げ物

これは未だに「やらず嫌い」。油の片付けが面倒くさいというのが第一。何度か、オイルポットを買おうと試みた。だけど、そもそもカロリーセーブのために、敢えて揚げ物を避けることが要求されるくらいなのに、わざわざ…というのもあり、こんにちまで揚げ物に対応するキッチン用品がない。

「なんちゃって揚げ物」は何度かしている。小魚の唐揚げや、豚カツなど、少ない油で揚げ物風に仕上げる料理も作らないことはない。ただ、いつも油を使い切るくらいの量で調理するため、どうしても風味は今一つ。

オマケに、調理後のキッチンの掃除がメンドウ。あちこちに油の細かい粒子が飛び散り、拭き掃除もタイヘン。そうでなくても、少々停滞気味なキッチンの掃除。この上に揚げ物まで加わると、家事手間は格段に増える。「家事予防」と「美味しさ」の間で揺れ動いている。

苦手な家事 3

世間では一般的に苦手とされる家事について。

彼女の買い物に付き合う

とくに抵抗がない。それどころか、「こっちの方が似合う」と言って、すすめる店員にイヤがられる。仕事としてデパートに出入りしていたり、もともと営業職だった関係で、だいたい店側の思惑は想像できる。和子さんも好みもだいたいわかる。

和子さんに関して言えば、買い物にはそれほど時間がかからない。買う店が決まっていたり、パターンが決まっていたりするからだ。「もうチョット他の店も覗いてみたら?」と言ったりするが、「いつも、たいてい元に戻ってしまう」らしく、ここ数年は数件の同じ店で買い続けている。

アイロンあて

そもそも、アイロンプレスが必要な服が少ない。僕のシャツをプレスするくらいだ。それでも、以前は面倒くさかった。ところが、「プロ主夫山田亮の手抜き家事のススメ」を執筆中に、試しに買ってみたコードレスアイロンが軽くて、滑りも良くて、使い勝手が良く、それ以降、すっかり楽になり苦ではなくなった。

モノによって、捉え方が変わる家事もいくつかある。

子どもの送り迎え

加奈子の保育園への送り迎えは、ほとんど僕の役目になった。2002年の4月(加奈子8か月)から一時保育に通い始め、2003年4月から毎日通う間、約9割を僕が送り迎えした。小学校に入ってからも、ほぼ毎日、一緒に大通りまで15分ほど一緒に歩いている。夏休み前までは、国道まで集団下校を迎えに行った。

保育園の送り迎えは、最初は無我夢中で周囲がよく見えてなかった。担任の先生から、今日の保育園での様子を聞いて、連れて帰るのでイッパイイッパイだった。それが、運動会や遠足や毎日の送り迎えにいくうちに、子ども達に顔を覚えられ、その親達もお互いの顔を覚えてくるようになると、少しずつ話もするようになった。

いつからか、保育士さんやママ友達と、保育園の迎えついでに話すのが楽しみになった。「今日の晩ご飯」や「評判の医者」「次の週末の行き先」など、話題はなんでもあった。ママ友達達は、近所で働いていることも多い。スーパーに行くと「あれ?ここで働いてたん?」と声かけたり、僕が全然気付いてなくても「いらっしゃ~い」と声かけられて「え?!」と気付いたり。育児ノイローゼ気味の頃は、知った顔に会うだけで、随分気が楽になったものだ。ママ友達を介して、他の店員さん達とも顔見知りになったり、地域社会での顔見知りも増えた。もしも保育園の送り迎えをしてなければ、これほど地域に知り合いができることはなかったと思う。



人それぞれに、家事の得意不得意があると思う。全ジャンルが得意という人は本当に少ない。それでもみんな毎日毎日、あれやこれやの手を使ってやり繰りして過ごしている。得意な家事でも、体調が悪くて上手くできないこともある。それでも、なんとか最低限の家事は日々回している。ものすごくスペシャルな家事ができることよりも、とにかく毎日続けられる家事の方が大切だということを、この10年で学んだ気がする。苦手な家事があってもいい。全部得意じゃなきゃ!と思う必要なんてない。得意不得意を自覚しながら、日々の様子をみながら、柔軟に緩急つけることができる家事が一番だと思う。
プロフィール
主夫生活の傍ら、「スーパー主夫」「プロ主夫」として講演や執筆活動をしている山田亮のブログです

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